所々瓦の割れがあり、これが雨漏りの原因と考えられます。また、瓦の谷部分にもコーキングしており中に入った水が出にくい状態になっておりました。
施主様ご自分でコーキングを塗ったりしたそうですが、止まらなかったようです。コーキングは一時しのぎで瓦の重なっているところまでは塗れませんので、私どもプロに瓦の差し替えをお任せください。
屋根全体的に劣化しておりましたので、葺替をご提案させていただきました
工事に入るまでの間、割れている瓦を差し替えて応急処置を施しました
こちらも数カ所見受けられます。やはり瓦を葺き替えた方が良かったです。
平木、ノゴメを撤去して野地板を打って行きます。垂木のところがジョイントになるように打って行きます
瓦を葺き替えるときは、屋根の一面一面仕上げて雨仕舞をしていきます。
葺替の時ぐらいしか屋根裏の掃除は出来ませんので、屋根裏もしっかりと掃除いたします。
ホウキ、塵取り、集塵機を使いしっかり掃除いたします。雨樋も綺麗に掃除します。
壁際の板金も入ってなかったのでこの際新しく入れました。
瓦桟を打ち終えたのでこの面から瓦をあげて仕上げていきます。そうすることで、施工中に雨が来ても安心です。
軒先の瓦をビスと釘でしっかりと収めていきます。この時、既存の雨樋にちゃんと雨が落ちるように軒先の瓦の出幅を調整します。
ほぼほぼこの面の瓦が葺き終わりました。これで、工事の期間に雨が降っても安心です。
タルキの状態まで撤去したら、屋根裏を掃除し、タルキの調整をしてから野地板を張っていきます。
谷には吹込み防止のシーラーを入れ、軒先には軒先面戸(スズメ返し)を施工します。
隅棟は野地から引き出したステンレス線で緊結します。
谷の切った瓦もズレ落ちないように穴を空けてステンレス線で緊結します。
タルキからしっかりと補修すると仕上がりが全然違いますね。
弊社では施工中の写真や施工後のドローン写真などお客様に報告書と言う形でお渡ししておりますので、工事の内容もしっかりご確認いただけます。
野地からやり替えた場合は、弊社では10年間の工事保証書をお付けいたします。
工事中に万一発生した対人賠償ならびに対物賠償などの事故も弊社は「全日本瓦工事業連盟第三者賠償保険制度」に加入しておりますのでご安心して工事をお任せください。