指宿市 T様邸 葺替工事事例
お客様のご要望 | 台風の時に雨漏りしたので、雨漏りしないようにして欲しい。 夏場は非常に夏いので何とかしてほしい。 もう屋根の塗り替えをしなくていい様にして欲しい。 外壁塗装や雨樋もやり直したい。 |
---|
![]() |
施工事例データ
住所 | 指宿市 大牟礼 |
---|---|
施工箇所 | 屋根全体及び雨樋、外壁塗装 |
施工内容 | 古瓦撤去・トタン屋根撤去(2階)・平木ノゴメ撤去(1階)・野地板施工(1階)・ゴムアスルーフィング・縦桟施工・瓦施工・雨樋補修・外壁塗装・ベランダ防水 |
費用 | 約250万円 |
工期 | 約20日 |
築年数 | 約35年 |
屋根面積 | 32.2坪 |
使用商材 | 三州瓦 鶴弥 スーパートライ110タイプ1plus(低勾配対応瓦) 銀鱗色 |
ご提案内容 |
屋根を陶器瓦にして今後、雨漏りの心配や塗装の心配などをしないで良い様にとの事でした。 2階はトタン屋根の上にカバー工法でセキスイのカワラUを乗せておりましたので、撤去作業が2回になりました。 なおかつ、低勾配(3寸勾配)でしたので陶器平判瓦の低勾配対応瓦での葺き替えをご提案させていただきました。 勾配が低く夏場は非常に暑いという事でしたので、小屋裏換気もご提案いたしました。 また、足場を設置するので同時に外壁の塗装や雨樋の金具交換などもご提案させていただきました。 |
---|
施工前はこちら
全体的に塗装が剥げて劣化が見られます。
2階部分の方はかなり傷んでおり葺き替えるしかなさそうです
セメント瓦の部分も台風で何度か飛ばされており下地からやり替えした方が良いようです
この部分も年数が経っておりますので、防水塗装を施した方がよさそうです
薩南建材による施工中の様子
劣化が激しく乗っただけで割れる状態でした
カワラUの下は瓦棒でした(^_^;)
野地板も所々腐っていたので悪い所だけ交換します
ゴムアスルーフィングをしっかり重ねながら張ります
低勾配でしたので、万が一雨水が侵入した際に樋に流れて行くように軒先水切を取り付けます
こちらはケラバ水切ですね。ケラバ部から万が一雨水が侵入した際に軒先まで流します
縦桟(流れ桟)を垂木の上に打ちます。これも万が一瓦の内部に水が侵入した時に軒先まで水を流し、雨漏りを防ぎます
縦桟の上に瓦桟を打ちます
瓦を上げて葺いていきます。今回の瓦は低勾配用の平板瓦です
軒先の瓦はこのようにL型の釘で浮き上がりを防ぎます
屋根勾配が低く小屋裏の熱や湿気が溜まりやすいので、小屋裏の換気を取り付けました。小屋裏の熱気や湿気が瓦の隙間から排出されます。こういうことが板金屋根では難しいですね
ケラバ部も防水シーラーで雨の侵入を防ぎます
平部もほぼ葺き終わりました
棟はこのような金具を取り付けます
先ほどの金具に芯材(防腐剤注入材)を取り付ける耐震施工です
なんばん漆喰で雨の侵入を止め、棟瓦のジョイントはコーキングで塞ぎます
最後にパッキン付きのビスで芯材に棟瓦を固定すれば地震でも台風でも崩れない棟の出来上がりです
1階部分に移ります
こちらは平木でしたので平木を撤去していきます
弱っている垂木や雨漏りで腐っている部分を取り替えます
ベランダ側の一部が雨漏りで腐ってましたね
垂木の調整を行い野地板を張っていきます
野地板を打っている所です
あとは同じ流れでゴムアスルーフィングを敷いていきますが、壁際などは特に念入りに2重張りします
1階も無事に施工出来ました
施工が完了しました
今回は屋根、外壁、雨樋、ベランダと外回り全てリフォームでした
新築のように見違えました
低勾配用の瓦もありますので、ご相談ください
屋根と外壁は面性が大きいので、一緒にリフォームされると見違えますね