指宿市 K様邸 葺替工事事例
お客様のご要望 | 雨漏りの心配をしなくて良い様にして欲しい。 シンプルな屋根にしたい。 今後屋根の塗り替えを心配しなく良い瓦が良い。 防災瓦で台風時でも安心したい。 |
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施工事例データ
住所 | 指宿市 十町 |
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施工箇所 | 屋根全体 |
施工内容 | 古瓦撤去・平木ノゴメ撤去・屋根形状変更・野地板施工・ゴムアスルーフィング・縦桟施工・瓦施工 |
費用 | 約220万円 |
工期 | 約15日 |
築年数 | 約30年 |
屋根面積 | 44.0坪 |
使用商材 | 三州瓦 鶴弥 スーパートライ110タイプ1 銀鱗色 |
ご提案内容 | 屋根形状をシンプルにして今後、雨漏りの心配や塗装の心配などをしないで良い様にとの事でしたので、陶器平判瓦での葺き替えをご提案させていただきました。 |
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施工前はこちら
蓑甲(みのこ)屋根のセメント瓦葺きで今までも何度か雨漏りの修理をさせていただいておりましたが、この度全部葺替のご依頼でした。
その際、蓑甲屋根のままですと、どうしても使える瓦が限られるので、屋根形状を入母屋屋根に変更し陶器平判瓦でお見積りさせていただきました。
真上から見ると屋根形状がちょっと複雑になっているのが分かるかと思います。
薩南建材による施工中の様子
瓦が劣化して亀の甲羅のようになってきてました。
蓑甲屋根はこの部分からの雨漏りが多いですね。
さぁ!瓦を撤去していきましょう!
タルキは状態が良いみたいですので、このまま使いましょう。
天井に長年積もった埃や塵を掃除機で吸い取り綺麗します。せっかく屋根を剥ぐのでしっかり掃除いたします。
どんどん綺麗になって行ってるのがお分かりいただけますでしょうか?
綺麗になりました!
蓑甲屋根の部分の野地をまっすぐに改造しました
下地のゴムアスルーフィングの登りの重なりは100mm以上
標準では横方向の重なりは200mm以上となっておりますが、当社は2倍上の重ねしろを取っております。さらに下側のルーフィングは折り返し、もしもの時の水の侵入をシャットアウトします。
台風などでもし雨が瓦の内側に侵入しても留まることなく流れて行くように鹿児島では縦残は必須ですね。
瓦を上げて葺いていきましょう!
今日はここまで。ルーフィングを敷いておりますが、もしもの事もありますのでシート養生して帰ります。
瓦の切り合わせを行い、ガイドライン工法に則り強力棟施工をしていきます。
先ほど金具に棟の芯材となる注入材の垂木を取り付けます
なんばん漆喰で水の侵入防止と棟瓦の収まりを調整します。
棟瓦はビスとコーキングで留め付けて行きます
壁からの水の侵入を防ぐためのし瓦を収め壁との隙間はコーキングにて処理します。
本棟、ケラバ、隅棟の収まりです。施工前の写真と比べても屋根がずいぶんすっきりしたと思います。
蓑甲屋根だったところを入母屋屋根に改造して屋根が上がった分はサイディングで収めました。
1階の隅棟も綺麗に収まりました。
1階の蓑甲も入母屋へ改造しスッキリです。
施工が完了しました
太陽と雲が反射して輝いてます
蓑甲屋根がスッキリとした入母屋へ
時間が掛かりましたが、納得の行く工事が出来ました!
真上から見ても屋根がスッキリしたのが分かるかと思います。シンプルな屋根が一番ですね。