指宿市山川徳光 K様邸 葺替工事事例
お客様のご要望 | 当初は屋根の塗装で検討していたが、今後の台風などにも備え屋根の葺替をしたい |
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施工事例データ
住所 | 指宿市山川徳光地区 |
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施工箇所 | 屋根全体及び破風板の交換 |
施工内容 | 古瓦撤去・平木ノゴメ撤去・タルキ交換・タルキ調整・野地板施工・ゴムアスルーフィング・破風板交換・縦桟施工・瓦施工 |
費用 | 約120万円 |
工期 | 約5日 |
築年数 | 約35年 |
屋根面積 | 35.3坪 |
使用商材 | 自社(薩南工業)製 セメント瓦 ヨーロピアン 焼付塗装品 銀黒色 |
ご提案内容 |
なるべく費用を掛けずに台風などの時も安心したいとの事でしたので 自社(薩南工業)製のセメント瓦ヨーロピアン焼付塗装品でご提案させていただきました。 焼付塗装品ですので、一般的な吹き付け塗装に比べてはるかに高耐久なのが特徴です。 |
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施工前はこちら
塗装が完全にはがれ素地が見えてます
こうなると水分を吸収し、水の流れも悪くなり雨漏りする可能性が増えます
薩南建材による施工中の様子
さあ、既存の瓦を撤去していきます。年数が経ちモルタルの接着も完全に無くなっているので簡単に外れます。台風の時には持っていかれるかも知れなかったです。
平木も綺麗そうに見えますが、ところどころ桟木が折れていたり、雨漏りでふやけていたりしますし、もし雨が吹込んでも雨漏りしないように野地板へ打ち替えます。
古い平木を撤去します
平木を留めていたノゴメも撤去します
垂木だけの状態になってやっとダメな垂木を交換できます。
同時に天井に落ちたゴミや埃を掃除機で吸い込み綺麗にします
折れていた垂木を交換し、全体的に垂木の高さを調整します。
野地板を打ち、ゴムアスルーフィングを敷き込みます
ゴムアスルーフィングは10cm以上重なるように敷き込みます
台風などで、もしも雨が吹込んでも雨を外にスムーズに排出できるように縦桟を打ちます
ケラバ部も、もしもの時に備えます
瓦桟も打ち終わりました。この瓦桟が曲がっていると瓦も綺麗に葺けないのです。
軒先部はスズメの侵入を防ぐための軒先面戸(スズメ返し)を取り付けます
破風板も打ち替えました
瓦を上げて葺いていきます
軒先は持ち上がることが無いように3点をビスで固定します。この現場は軒先部が隣の倉庫の中へ入っていたのでそこに潜り込みながらの作業でした(;^ω^)
棟の土台を取り付けます。雨が入らないようにコーキングを打ちながら収めていきます
ケラバのところも水が外側に行かないようにシーラーをはります。
そのシーラーを押さえる様にケラバを留めていきます
後は棟瓦を納めて完成です。
もう一息ですね。
棟瓦をステンレス線で緊結し、なおコーキングで接着していきます
施工が完了しました
綺麗になりました
ケラバ部も綺麗に収まりました
この部分はちょっと苦労したところですね。
これで、梅雨も台風も心配ないと思います。
破風板も交換したのでまるで新築のように見えます