指宿市開聞十町 S様邸 葺替工事事例
お客様のご要望 | 梅雨の時も台風の時も雨漏りの心配をしなくて良い様にして欲しい。 屋根が落ちている(垂木が折れている)ので修理してほしい。 |
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施工事例データ
住所 | 指宿市開聞十町 |
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施工箇所 | 屋根全体及び板金部分の塗装 |
施工内容 | 古瓦撤去・平木ノゴメ撤去・タルキ交換・タルキ調整・野地板施工・ゴムアスルーフィング・谷板金入替・縦桟施工・瓦施工・板金塗装・雨樋補修 |
費用 | 約200万円 |
工期 | 約10日 |
築年数 | 約60年 |
屋根面積 | 41.9坪 |
使用商材 | 石州瓦 丸惣 和形防災瓦 TSルーフ 銀黒色 |
ご提案内容 |
今後30年なるべく手を入れなくていい様にして欲しいとのご依頼で石州瓦の防災瓦をご提案させていただきました。 もちろん、下地(タルキ)からしっかりと手を入れて施工いたしました。 瓦のみだけでなく板金の部分も悪い所は遣り替えて、塗装で良い所は再塗装して耐用年数を伸ばしました。 |
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施工前はこちら
定期的に屋根の塗装はしていたようですが、垂木が折れているなどしており下地からしっかり直す必要がありました
太陽熱温水器も使用しないとの事でしたので撤去いたします
垂木が折れて屋根が沈んできております
のし瓦も外れて落ちそうになっております
トタン部との取り合いも瓦の勾配がしっかり取れておらず不安です
薩南建材による施工中の様子
トタン部分に傷がつかないように養生します
棟から徐々に瓦を剥いでいきます。
この時点ではそこまで悪くないように見えますが・・・
垂木が折れていました。これは平木を撤去しないとみえてこないところですね。
この垂木も細いので交換します。
せっかく瓦を降ろすのですから下地までしっかり手直ししたいですよね!
まだまだ使えるものは使いますよ。
桁が下がっているときは垂木の下にかまし物を入れて高さ調整をします
天井裏は掃除機やほうきでゴミを取り除きます。
タルキの調整後、野地板を張っていきます
垂木を釘が外さないようにしっかりと墨を打って釘を打っていきます。
野地板が打ち終わったら、ゴムアスルーフィングを張って、もしも雨が瓦の下に入っても大丈夫な様に施工します。
板金との取り合いも粘着性の防水シートを張ってもしもの時に備えます。
粘着シートの上にさらに防水シートがかぶさります。
縦桟を打ち、瓦を引掛ける瓦桟木を打ち、瓦を上げます
この部分は板金と瓦との高さが取れなかったので軒先面戸を入れて雨水の侵入を防ぎます
どんどん瓦を葺いていきます。
すがりの部分もしっかりと割り付けて葺いていきます
この様に瓦を綺麗に加工するところが職人さんの腕の見せ所です。
地震にも耐えれるように棟の芯に金具を取り付けます。
金具に垂木を固定して周りをなんばん漆喰で固めます
瓦も綺麗に切って納めます
金具で固定した垂木に棟瓦をパッキン付きのビスで固定して棟を仕上げます。
施工が完了しました
板金部分の塗装も終わりまるで新築のようになりました
これで梅雨も台風も安心ですね
新緑に銀色の屋根が良く映えます
垂木が折れていたところも綺麗になりました
板金との取り合いもしっかりと瓦の勾配が取れてます
破風板も取り付けて引き締まりました